「知る機会」の大切さ
3月上旬に、社労士会新宿支部(社会貢献委員会)主催の学校教育(出前授業)に参加させていただきました。
卒業式間近の中学三年生に向けて、社会保険労務士が授業のひとコマをいただいて、下記内容の授業を行うものです。
(1) この先、高校などでブラックバイトの被害に遭わないための労働基準法の基本について
(2) マスメディアから得た情報により漠然と抱いている「将来自分たちは年金がもらえないのではないか」という不安を払拭し、年金は若い時から関係している大切な制度であること
中学生には少し早いかな?とも思ったのですが、生徒さん全員がアルバイト未経験というタイミングで、働く上でのルールがあって、困った時には相談できる窓口がある、ということを知っていただくのにはベストではないかと思いました。年金についても、漠然とした不安のみが先行している状態から脱却できたのではないかと思います。
卒業後あるいは将来的にアルバイトをしたいと考えている生徒さんも多くいますし、就職をしてからも必ず役に立つ内容であるということもあり、皆さん熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。
授業後のアンケートでは「知ることができてよかった」という感想が多く見られ、知る機会の大切さというものを痛感いたしました。
若者の明るい未来の布石となるべく、こういった出前授業が普及することを切に願っています。
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